こんにちは、かんいちくんのおうちです!
私たちは一条工務店のHUGme(以下ハグミー を契約し、現在家作り真っ最中になります。
そんな私たちが家づくりの検討をしているとき、一条工務店の商品で、i-smile(以下アイスマイル も検討していました。
そんな経験を元になぜハグミーを選んだのか。
また、アイスマイルとハグミーのメリット・デメリット等の比較を行っていきたいと思います。
実際の見積り比較もあります!
金額比較だけ見たい方は見積比較の項目まで飛ばしてください!
2つの商品で迷っている方は必見です!
2つの商品の概要
まずは2つの商品の概要についてざっくり触れてみたいと思います。
HUGme(ハグミー)とは
一条工務店のHPより引用:https://www.ichijo.co.jp/lineup/hugme/
一条工務店45周年記念商品のHugmeは棟数限定・期間限定の規格住宅になります
厳選された100プランの中から自分に合った間取りを選ぶ規格住宅のため、打ち合わせ回数が少ない、細かい変更は効かないなど自由度は低め…
標準仕様も一条工務店の他の商品に比べ、少しグレードを落とした仕様となっています。
その分、コストカットされ一条工務店にしては比較的リーズナブルにお家を建てることが可能となった商品です。
その価格は税抜き1490万円~
100通りのプランは全て Web で公開されています 。リンクこちらに貼っておきますので、ご興味のある方はご覧ください。
また、寒冷地や北海道向けのHUGme famという商品もあり、こちらは通常のハグミーより少し高価な商品となっています。
i-smile(アイスマイル)とは
一条工務店から発売されている、4000通りの間取りプランから選ぶセミオーダー住宅になります。
間取りプランについては、一条工務店から貸し出しされる専用タブレット端末で見ることができます。
性能面はハグミーより基本的に高く、断熱材の厚さが140mmになります(ハグミーは89mm)
その他、標準仕様でトリプルガラスが採用されていたり、床暖房が採用されていたりします。
一条工務店の注文住宅である、アイスマートやグランスマート、グランセゾン等よりリーズナブルではあるが、ハグミーよりは少し金額が高い。
基本的にはそんな商品になっています。
標準仕様の違い
おおよその標準仕様の比較を行ってみました。
仕様が異なるところのみをピックアップしました。
ハグミー | アイスマイル | |
坪単価 (2階建 税抜き) | 50万円~ | 60万円~ |
プラン数 | 100 | 4000 |
構造 | 2×4 | 2×6 |
断熱材 | 89mm EPS1号相当 | 140mm EPS1号相当 |
窓 | オール樹脂サッシ ペアガラス | オール樹脂サッシ トリプルガラス |
耐震 | 2倍耐震(耐震等級3の更に上) | 1.5倍(耐震等級3) |
全館床暖房 | オプション | 標準 |
太陽光 | オプション | 必須オプション |
断熱等級 Ua値 | 等級5~6 Ua値:0.4~0.6 | 等級6 Ua値:0.38 |
気密等級 c値 | 0.7以下 | 0.59程度 |
坪単価
基本的な坪単価が約10万円の差があります。
後で見積比較もします。
プラン数の違い
ハグミーは100通りに対し、アイスマイルは4000通りもあります。
ハグミー100通りは多いようですが、実際に土地に当てはめたり、希望の間取りを探すとかなり少なく感じました。
そのあたりのことはこちらの記事でも書いてますのでよろしければ見てください。
逆にアイスマイルは4000通りもあるので何かしらの希望に沿った間取りは見つかるかと思います。
もしも、ハグミーでもアイスマイルでも希望の間取りが見つからない場合は、アイスマートやグランスマートなどの注文住宅を選択する必要があります。
構造の違い
ハグミーが2×4(ツーバイフォー)構造に対して、アイスマイルは2×6(ツーバイシックス)構造になります。
この数字は単純に壁面パネルに使っている木材の大きさです。
2×4・・・38mm ×89mm のサイズの角材
2×6・・・38mm ×140m のサイズの角材を使います。
引用元:https://www.grandtoyou.com/column02/
この隙間に断熱材を入れていくので、
ハグミーは断熱材の厚さが89mm、アイスマイルは断熱材の厚さが140mmとなります。
その分壁の厚さが5cm程度厚くなるので、ハグミーの方が少し部屋が広くなるようですね
余談ですが、寒冷地仕様のハグミーファムと言う商品は、ハグミーを高断熱仕様にした商品の為2×6構造になり、断熱材の厚さも140mmになります。
窓の違い
ハグミーはペアガラスに対し、アイスマイルはトリプルガラスが標準になります。
ハグミーはオプションでトリプルガラス(防犯機能付き)に変更はできますが、見積りを見たところ結構なお値段がしました(おそらく1坪2万円程度?)
アイスマイルのトリプルガラスは防犯機能付きではないので、防犯機能付きにオプションでアップグレードすることができます。
かなり悩ましいところですね。
私たちは悩んだ末、トリプルガラスの採用は見送る予定です。
耐震性の違い
ハグミーの方が2倍耐震(耐震等級1の2倍という意味)のため、基本の耐震性能が上回っています(後から出た商品のため?)
アイスマイルは耐震等級3(耐震等級1の1.5倍の耐震性能)になります。
一条工務店の2倍耐震は、震度7クラスの地震が繰り返し来ても耐えられるとのことでした。
しかしこのあたりは専門的すぎて、どのレベルの地震まで耐えられるのかが難しいですね。
耐震等級3(1.5倍耐震)じゃあダメなの?って思いますが、住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高い耐震基準なので、個人的にはおそらく問題ないのかなと思っています。
私たちは愛知県に住んでいるので、いつか来るであろう南海トラフ大地震も考慮すると、2倍耐震のハグミーの方が安心感があるのは間違いないです!
オプションについて
アイスマイルは床暖房が標準、ハグミーは床暖房はオプションで選択が可能
ハグミーの床暖房は1坪2万円程度のオプション料金がかかります(33坪の家なら約66万)
アイスマイルは太陽光パネル&蓄電池は強制でオプションを付けられて搭載します。
ハグミーは太陽光パネル無しも選択できる。
これらのオプションを付けるか迷うところかと思いますが、このあたりは一条工務店の中でも特にオススメのオプションになり、メリットも大きいので基本的には採用をオススメされます。
私たちも床暖房と太陽光パネルは採用します!
断熱等級、気密等級について
ハグミーは断熱等級5~6
断熱性能を表すUa値:0.6になるようです。
等級が5~6と曖昧なのは、間取りやトリプルガラスなどのオプションによって断熱性能が若干変わるからとのことでした。
アイスマイルは断熱等級6 Ua値:0.38となるようですね
アイスマイルは基本的な性能が上なので、等級や数字も優秀になります。
気密性は家を建てる大工さんの腕によるところもあるので、多少のばらつきはあるようです。
実際に住んだときにそこまで変わるのか半信半疑だったためいろいろ調べたところ、
私たちの結論としては、愛知県の比較的温暖な地域であれば、ハグミーの断熱性能があれば大丈夫との結論になりました。
追記
ハグミーは選んだ間取りによって断熱性能が異なるとのことで、断熱等級は5~6とのことでしたが、Ua値も0.4~0.6くらいでばらつきがあるそうです。
私たちの選んだ間取りはラッキーなことに、断熱等級6、Ua値は0.4でした!
性能面はアイスマイルの圧勝
性能面を比較してみたところ、アイスマイルの方が圧勝でした。
しかし、金額面を考慮するとどうなるか、
次の項目で比較してみたいと思います。
実際の見積比較
こちらは私が実際に頂いた見積を表にしたものになります。
オプションはすべて入れず、標準仕様の金額で比較しています。
ベタ基礎のみ必須オプションなので入れてあります。
また、一条工務店の計算方法が、吹き抜けやバルコニーは実際の施工面積の半分で計算されます。
つまり2帖分のバルコニーは1帖の施工面積として計算します。
2階建ての比較
同じ土地で同じようにハグミーとアイスマイルの見積もりを出してもらったので、そちらも同じように比較してみます。
それぞれ2階建ての33坪台の比較になります。
2階建てハグミー
こちらの間取りで施工面積33.57坪になります。
建物本体工事 ¥17,170,000
基本坪単価(税抜)\512,500
建物トータル費用(税込み) ¥20,574,400
2階建てアイスマイル
こちらの間取りで施工面積33.8坪になります。
建物本体工事 ¥20,229,000
基本坪単価(税抜)¥598,200
建物トータル費用(税込み)¥24,281,400
2階建ての差額
建物本体工事費が、
ハグミー ¥17,170,000
アイスマイル ¥20,229,000
差額およそ300万円
アイスマイルと仕様を近づけるために、ハグミーに床暖房とトリプルガラスをオプション採用すると、
差額が160~200万円程度になりそうな感じと思います。
平屋の比較
同じ土地で同じようにハグミーとアイスマイルの見積もりを出してもらったので、そちらも同じように比較してみます。
こちらではどちらも平屋の比較になります。
平屋ハグミー
こちらの間取りで施工面積29.2坪になります。
建物本体工事 ¥16,120,000
基本坪単価(税抜)¥552,000
建物トータル費用(税込み)¥19,948,500
最終的にこの土地で、ハグミーの平屋で契約をしました!
以下私たちが選んだ間取りとその理由についてです。
平屋アイスマイル
こちらの間取りで施工面積28.0坪になります。
建物本体工事 ¥18,950,000
基本坪単価(税抜)¥675,600
建物トータル費用(税込み)¥23,061,500
平屋の差額
ハグミーの建物本体工事 ¥16,120,000
アイスマイルの建物本体工事¥18,950,000
差額およそ280万円
こちらもアイスマイルの仕様と合わせる為に、ハグミーにトリプルガラスと床暖房をつけると差額が160~200万円ほどになると思います。
平屋グランスマート
30坪の平屋のグランスマートですが、こちらは参考程度でお願いします。
建物本体工事 ¥22,500,000
基本坪単価(税抜)¥750,000
建物トータル費用(税込み)¥26,873,000
いろいろな仕様が標準装備なので、もしかしたらいい選択になるかもしれません。
注文住宅なので、寝室や廊下などをギリギリまで削り、施工面積を小さくすることで建物にかかる費用を少なくできます。
ハグミーやアイスマイルを検討する場合でも、試しに見積もりをもらってみるのもいいかと思います。
坪単価
こちらは建物本体に対する坪単価(税抜)になります。
2階建てアイスマイルが約60万円で、
2階建てハグミー約51万円ですね
平屋になると少し坪単価が上がり、
平屋アイスマイルが約67.5万円、
平屋ハグミーが約55万円になります。
これは平屋の方が屋根や外壁などの総面積が増えるので仕方ない部分ではあります。
また、施工面積が小さいほど坪単価は上がる傾向があります。
しかし、このように比較するとハグミーが圧倒的に安く見えますね(笑)
トータル費用に対しての坪単価は参考程度に載せてます。
他メーカーとの比較
ここまで金額面を比較すると、ハグミーやアイスマイルって他のハウスメーカーと比較するとどうなの?って思うかと思います。
私たちが実際そうでした。
実際に地元のローコスト住宅と比較してみたところ、オプション無しのハグミーでローコスト住宅とほとんど変わらない値段でした!
興味ある方はこちらも見てください!
ハグミーと建売住宅を比較した記事もあります!
そのあたりを考慮してもハグミーやアイスマイルは比較的安くていい選択だと思います!
ハグミーとアイスマイル比較まとめ
先ほどと同じ表になりますが、ハグミーとアイスマイルを比較です。
ハグミー | アイスマイル | |
坪単価 (2階建 税抜き) | 50万円~ | 60万円~ |
プラン数 | 100 | 4000 |
構造 | 2×4 | 2×6 |
断熱材 | 89mm EPS1号相当 | 140mm EPS1号相当 |
窓 | オール樹脂サッシ ペアガラス | オール樹脂サッシ トリプルガラス |
耐震 | 2倍耐震(耐震等級3の更に上) | 1.5倍(耐震等級3) |
全館床暖房 | オプション | 標準 |
太陽光 | オプション | 必須オプション |
断熱等級 Ua値 | 等級5~6 Ua値:0.4~0.6 | 等級6 Ua値:0.38 |
気密等級 c値 | 0.7以下 | 0.59程度 |
こう見ると、89mmって大丈夫なのか心配になる数字ですよね。
一応、営業担当さんが「愛知県は温暖な地域なのでハグミーの89mmでも全然大丈夫です」と言ってました。
(まだ私たちは一条の家に住んでいるわけではないのでここに関してはなんとも言えません・・・)
省エネ基準地域区分というのがあり、愛知県は比較的温暖な6地域に該当しました。
引用元:https://www.isover.co.jp/region-by-climate
家の仕様を決めるときにはご自分がどの地域に家を建てるかを考えてからでも問題ないですね!
どちらの商品を採用するべきか
以上踏まえて、アイスマイルにするかハグミーにするか迷ってる方はこのように考えてみてほしいです。
まず最初に予算がどのくらいかどうか。
とにかく建物代を安くしたい、もしくは住宅ローンの審査が通るかギリギリの場合などはハグミーが第1候補に入るかと思います。
次に、ハグミーの100プランの中に許容できる間取りがあるのかどうか。
間取りが納得いかないとか、どうしても土地の形に合わないってなるとその時点でハグミーは選択肢から外れます。
その場合はアイスマイル、もしくは更に上位商品の注文住宅にするしかないです。
地震に対しての安心が欲しいと言うのであればハグミーの方が安心感は得られます。
太陽光パネルや床暖房が必要ない方や、初期費用を抑えたい場合はハグミーにしてそれらのオプションを非採用にするのがいいかと思います。
一条お得意の性能が高い家が良ければ、アイスマイル以上の商品を選択したほうが後々後悔がないと思います。
一生に何度もない家づくり。
後悔のない家づくりをぜひしてくださいね!
この記事はかんいちくんパパが執筆しました。
本文はここまでになります。
その他オススメのサービス【タウンライフ家づくり】
家づくりを検討し始めた段階で使ってみたかったサービスの1つにタウンライフ家づくりがあります。
タウンライフ家づくりはこちら
こちらは簡単なアンケートに答えるだけで、複数の住宅会社に、家づくりに必要な「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を無料で提案していただけます!
メリットとして、複数社に一括で見積をもらうことができるので、展示場やモデルハウスを1つ1つ見て回りながら見積をもらわなくてもいいので、時間削減になります!
さらに、オススメの間取りも紹介してもらえるので、家づくりのイメージが出来てなくても、間取りや金額のイメージがしやすくなります!
我が家はこのサービスを知らなかったので一条工務店に決めましたが、もしこのサービスを知っていたらぜひ使ってみたかったです。
家づくり初期の右も左もわからない時には非常に役に立つサービスなので、一条工務店を考えている方も、考えていない方も是非使ってみてください。
タウンライフ家づくりの詳細は別記事で書いていますので気になる方は参考にしてください。
紹介制度について
一条工務店の商品に興味がある方、紹介制度を使うことができますので、ご興味ありましたらこちらの記事をご覧の上お問い合わせください。
紹介制度を使用して契約した場合、最大30万円分のオプションを無料で採用できます!
一条工務店の展示場に行くだけでも1000円分のクオカードがもらえます!